食事が変われば人生が変わる。

健康を意識し始めた時に何かが変わります。「好きなものを食べられない人生なんてつまらない」とおっしゃる人がいますが、それは間違いです。なぜなら、好きなものを長い間食べ続けた結果、好きなものを食べられない体になってしまう恐れがあるからです。

健康な人はたまには体に悪い食べ物を食べてもびくともしませんが、その逆で、例えば病気になり食事制限を余儀なくされたりしますと、もう食べれなくなるわけです。そこで病気になって初めて気づくわけです。

なんとか治療して今回は重傷を避けることができてもまだ懲りずに以前の食事に戻ってしまう人もいます。

ですから、私の健康塾ではそもそも「御先祖様がこの世にくださった大切な体を大事に使わせていただく」という意識を持つところから始めていきます。

もちろん命の恵をいただくという意識まで持つと、宗教的な解釈が含まれて最終的には申し訳ないとか、自己否定につながりますので、そこまでは言いません。

ただせめて作ってくれた生産者、誰かの仕事でこの世が回っているという意識は、関わる相手に尊敬の念を持つことにもつながりますし、そこに感謝の心が生まれ、結果的に自分も周りも幸せになっていくというのが私の考えです。

健康を意識することはまさに幸せへの第一歩になるわけです。趣味がない、やりたいこともない、と思っていらっしゃる方は健康を趣味にするのがベストです。素晴らしい人生の幕開けになることは言うまでもありません。

健康食

Posted by 若松 沙奈枝